長野まゆみさんのカルトローレ-cartorolle-を読んだ。
何日か前、死神の精度を読み終わり、名古屋で空いた時間をつぶすための本を探すため自宅の近くの古本屋へ探しにふらりと寄ったら・・・・
棚の中に目を引く美しい装丁が手にとってパラパラと・・・・
あまりにも美しい情景が綴られていたのでお買い上げ。
カルトローレ先日アップした
錆の花の情景はこの作品の一部を読んでいるとき頭に浮かんだ風景が基になっていたりする。
さっきホテルで読み終わってあぁ、すばらしい景色がまた、頭に浮かぶ。
私は、私の性質の一部は音楽や書籍いろいろな情報を取り込んで要素を消化し吸収し出力すること、だと思っている。
すばらしい世界だった。実に美しい映像と、夜中だというのにおなかが空いてしまうようなおいしそうな料理の数々。それに出てくる素敵な小物と。雲のかたち、ばらのような、大いなる塩、会計簿に最適なインク。
特に会計簿に最適なインクは欲しいな。
あぁ創造者として、模造者としてこれほど心が踊る作品で出会えてことを感謝しなければいけない。
おかげで作業場に戻っても当分退屈はしなくて済みそうだ。
今日あった古い(10年来の悪友を古いというならだが)が長野まゆみさんのファンだったらしく、素晴らしい筆者だと教えてくれた。料理の描写が美味しそうだとと伝えたら、それを出してくれるお店があるよと情報をくれた。
猫屋かふえだったのかなぁ・・・残念ながら今はそれはやっていなかったらしい、以前は第二土曜日とか限定で長野まゆみさんの書籍にできてくる創作料理を提供していたそうだけど・・・(ひょっとすると調べ方が悪いだけかもしれないけれど)
機会があれば、長野まゆみさんの他の本も読んでみようと思う。鉱石がでてくるのがお勧めだと言われたな、次に悪友にあったら詳しく聞いてみようと思う。
少しカルトローレというタイトルになぜか不思議とひかれたので・・・
意味を調べていたら新潮社の長野まゆみさんのインタビューで語られてらしたので引用
新潮社:長野まゆみ『カルトローレ』刊行記念インタビューより引用
これは造語です。当初はcartolareでした。イタリア語の文語で、日誌、航海日誌の意味です。素直に読めばカルトラーレなのですが、勝手にカルトローレと読みかえました。意味とはべつに、バルカロールやフォルクローレということばの音のイメージが、どことなくちらつくように。ただ、単行本にするさいは、カタカナ表記の「まちがい」だと思われても困るので、つづりのほうをアレンジしました。紙を束ねた日誌であると同時に、巻き物のようにどこまでもつづくものとして。carta(紙)とroll(巻物)をカルトローレの音にあわせ、Cartorolleとしたのです。
なるほど、続く航海日誌か・・・・確かにこれは実に的確なタイトルだ。
お勧めですが、夜中に読むとおなかがすいてろくなことにならないので、日中に読まれることをお勧めします。
最後に素晴らしく美しいアッサンブラージュ(コラージュやパピエ・コレの立体版、すなわち、「立体的なもの」を寄せ集め、積み上げる、貼り付ける、結び付けるなどの方法により制作された美術作品(立体作品)およびその技法。)の
勝本みつるさん
撮影の
松浦文生さんらの美しい装丁がこの本を読むきっかけを与えてくれたので、感謝を。
関連リンク
■
新潮社:長野まゆみ『カルトローレ』刊行記念インタビュー引用元
■
kotoricoコトリコ小説家長野まゆみしさんのブログ
■
ろかにわ勝本みつるさんの公式サイト
■
Bunsei Matsuura松浦文生さんの公式サイト
■
錆の花
テーマ:気になる本をチェック!! - ジャンル:本・雑誌
- 2008/05/07(水) 04:21:04|
- 紹介記事
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
きちゃったw
長野さんの作品は、大分昔に好きで読んでいたんだけど、(「少年アリス」あたりから)最近ご無沙汰だからまた読み返してみようかな
装丁は本を購入する時、結構重要な気がするわけです^^
- 2008/05/07(水) 10:39:25 |
- URL |
- 桃兄 #MMIYU.WA
- [ 編集]
兄者いらっしゃいw
しまったトラップ仕込むの忘れた←
長野さんの実は初めて読んだんだよ〜
(本屋で電波のあったものしか手に取らない人、調べないw
きれーな世界を作る人みたいだからちょっと他のも読んでみようかと〜
少年アリスと、箪笥の中が今タイトルでちっと引かれてる←
- 2008/05/07(水) 23:01:36 |
- URL |
- magatu #-
- [ 編集]